国民民主党が7月の参院選全国比例に擁立を決めた、山尾志桜里氏。
その報道の途端、国民民主党への批判が殺到することになりました。
2025年6月10日には約2時間30分にわたる会見を開くも、余計に批判を招く結果となったようです。
この記事では、山尾志桜里が過去に炎上した大きな騒動の5つを厳選してお伝えします。
山尾志桜里の炎上騒動5選!
炎上騒動① 政治資金問題
・資金管理団体「桜友会」が、政治資金規正法で定める上限1,000万円を超える、1,114万円の寄付を受けたと記載。
・「民主党愛知県第七支部」ー『桜友会から899万円寄付を受けた』と記載
「桜友会」ー『民主党愛知県第七支部へ423万円寄付した』と記載:消えた476万円
炎上騒動②地球5周以上のガソリン代:ガソリーヌ騒動。
山尾氏が代表を務める「民主党愛知県第七支部」が、年間230万円分のガソリン代を出費したと報告。
記者会見で、このガソリン代は支部と無関係に支出されていて、元公設秘書の私的流用を主張。
その後、元秘書から全額弁済を受けたので、刑事告訴はしない、とした。
地球5周分のガソリン代流用に見舞われた山尾を、マスコミは『ガソリーヌ』と揶揄した。

炎上騒動③有権者への花代と香典
2013年11月から2014年5月にかけて、山尾の後援会が選挙区内の有権者計6人に花代と香典として計4万4875円を支出していたことが報じられ、「公職選挙法違反」の可能性を報道された。
その後、後援会ではなく総支部(政党支部)が支出したことに訂正し、問題ないと主張した。
炎上騒動④「泥沼W不倫」時系列

- 2017年
- 9月2日:山尾志桜里と弁護士・倉持麟太郎が名古屋市のイベントに仲睦まじく参加していたと目撃される。
- 9月4日:週刊誌が2人の交際疑惑を取材中と報道。
- 9月5日:スキャンダル報道により、民進党幹事長就任が取り消される。
- 9月6日:「週刊文春」が倉持との4度の密会・宿泊を報じ、証拠写真を掲載。
- 9月7日:山尾が民進党を離党。「男女の関係はない」と弁明。
- 9月8日:倉持の妻が「密会の日に療養で実家に戻っていた」と証言。
- 10月1日:倉持が妻に離婚を切り出す。
- 11月7日:山尾、倉持を政策顧問に起用する意向を明かす。
- 11月12日:山尾と倉持が大阪のイベントに参加。
- 11月16日:「週刊文春」大阪での一泊二日の出張を報道。
- 11月27日:倉持が離婚。2歳の長男の親権は倉持に。
- 12月12日:山尾と倉持の対談「私が倉持さんを選ぶ理由」が婦人公論に掲載。
- 2018年
- 3月22日:倉持の前妻が「山尾に全てを奪われた」と「週刊文春」に手記掲載。
- 3月26日:前妻がテレビで子どもとの面会拒否を訴える。
- 2019年
- 4月27日:山尾と倉持がロサンゼルスへ旅行。
- 2021年
- 7月5日:山尾が倉持との関係について「男女関係を否定」とインタビューで発言。

炎上騒動⑤「W不倫の最悪の結末」時系列
- 2017年
- 10月1日:倉持が妻に離婚を切り出す。
- 11月27日:倉持が離婚。2歳の長男の親権は倉持に。
- 2020年
- 3月22日:倉持の前妻が「山尾に全てを奪われた」と「週刊文春」に手記掲載。
- 3月26日:前妻がテレビで子どもとの面会拒否を訴える。
- 10月3日:倉持の前妻が自宅で自死(2021年4月に報道される)。
- 2021年
- 4月27日:「週刊文春」が前妻の自殺を報道。
- 山尾は前妻の自死についてコメントせず。
- 山尾が入党を噂されていた自民党関係者の中には「元妻が自殺までしていたとなると、道義的責任は免れない」との声も報道。
炎上騒動⑥議員パス不適切使用
- 2019年
- 5月:山尾が会期中に無届けでロサンゼルス旅行。規定に反し議長への届け出を失念。
- 5月23日:山尾が「不注意だった」と反省コメントを発表。
- 2021年
- 4月27日:「週刊文春」が山尾が4月3日・10日・17日に国会議員鉄道乗車証(議員パス)を私的に使用していたことを報道。
- 山尾は吉祥寺のマッサージ店、恵比寿のラーメン屋など私的な目的で使用し、倉持の自宅へ移動。
- 4月28日:山尾がTwitterで不適切使用を認め謝罪。
- 同日:国民民主党の玉木代表が「言行不一致」として厳重注意。
炎上騒動⑦泥沼離婚
- 2017年
- 5月:山尾志桜里が夫・山尾恭生に離婚を申し入れる。
恭生は「長男(当時6歳)のために良くない」として拒否。
- 5月:山尾志桜里が夫・山尾恭生に離婚を申し入れる。
- 2018年
- 山尾志桜里と山尾恭生の協議離婚が成立。
山尾志桜里は旧姓「菅野」に復氏。
- 親権:志桜里
- 監護権:恭生
- 長男の生活拠点:平日:志桜里の自宅 金曜夜〜日曜:恭生の自宅
- 財産分与:志桜里が恭生に300万円支払い
- 山尾志桜里と山尾恭生の協議離婚が成立。
- 2019年
- 6月:恭生が再婚。志桜里が「再婚相手を面会交流から外すように」と要求。
以降、長男が週末を恭生宅で過ごすことがなくなる。
- 6月:恭生が再婚。志桜里が「再婚相手を面会交流から外すように」と要求。
- 2020年
- 5月6日:恭生が東京家庭裁判所に面会交流の調停を申し立て。
志桜里側は倉持麟太郎を弁護士として手続きを進める。
長男は家庭裁判所調査官の聴取を拒否。志桜里は倉持に聴取させた。
- 5月6日:恭生が東京家庭裁判所に面会交流の調停を申し立て。
- 2021年
- 4月26日:恭生が志桜里に対し、300万円の損害賠償請求訴訟を起こす。
志桜里は倉持が代表を務める弁護士法人を代理人に立てる。 - 8月27日:志桜里は、「面会交流が実施できなかったのは子の意思を尊重した結果」であり、「恭生の訴訟は権利濫用であり棄却されるべき」と主張。
- 4月26日:恭生が志桜里に対し、300万円の損害賠償請求訴訟を起こす。
まとめ
山尾氏は検察官出身で、政策論争に強く、野党の若手ホープと見なされていたことから、スキャンダルとのギャップが際立ち、余計に注目・批判されたと考えられます。
また、他人を批判するときは舌鋒鋭いのに、自身の事になるとメディア対応や記者会見での説明が不十分とされ、「逃げている」「不誠実」との印象を持たれることがありました。
そして、今回の長時間の記者会見でも、その印象を挽回させることは出来なかったようです。