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ステルス自民議員は誰?都議選で批判された議員はこの3人!

2025年6月に行われた東京都議選挙。
東京都議の最大会派「都議会自民党」は政治信金問題により解散し、会派の幹事長経験者6人は自民党の公認が得られずに「無所属」で立候補しました。

選挙の結果は過去最低の21議席と、歴史的大敗。
しかし、この21議席のうち3議席の議員たちが、「ステルス自民」として大炎上しています。

目次

「ステルス自民」ってナニ?

今回の都議選で「無所属」を謳って立候補したのに、当選直後に即「自民党の公認」をうけた3人の議員がいます。
ネット上では彼らに対して「だまされた!」の声があがり、大炎上しています。
内情は「自民党」に属しているのにそれを隠し(=ステルス)、当選するまでは「無所属」だったことから、「ステルス自民(議員)」と呼ばれだしました。

ステルス自民議員① 三宅正彦(みやけ まさひこ):島部都議

略歴

  • 昭和47年1月10日生まれ
  • 東京都大島出身
  • 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士課程(前期) 修了
  • 平成22年東京都議会議員初当選(現在4期目)
  • 東京都議会経済・港湾委員会 委員長
  • 東京都議会自由民主党 総務会長代行
  • 東京都議会自由民主党 幹事長代行
  • 東京都議会自由民主党 政務調査会長
  • 東京都議会自由民主党 幹事長
  • 東京都議会自由民主党 三多摩・島嶼振興議員連盟会長
  • 東京都議会議会運営委員会 委員長

政策・理念

都議会議員として、皆様からの励ましとご厚情に支えられながら、島しょの発展のために全力で取り組んでいます。
「島は東京の宝だ!」

  • 交通アクセスの改善
  • 再生可能エネルギーの活用
  • 観光・農林水産業の振興
  • 防災力向上・減災対策
  • 島民用宿泊施設の拡充
  • 島しょでのリハビリ体制の構築

東京都議会自民党裏金問題との関係

  • 三宅正彦都議は、2019年と2022年の政治資金パーティーで報告しなかったお金(不記載額)が合計332万円にのぼった。
  • この金額は、裏金に関与した都議・元都議の中で最も多かった。
  • 三宅氏は、2024年1月23日の記者会見で、「裏金はほとんど交通費に使ったが、領収書は残っていない」と説明した。
  • 三宅氏が代表を務める政党支部の収支報告書(2022年分)を訂正したが、そこには332万円が「翌年への繰越額」として追加されていた。
  • しかし、その報告書には交通費として使ったという記録は見当たらなかった。
  • 不記載額と同じ332万円を翌年への繰越として計上していた。

ステルス自民議員② 宇田川聡史(うだがわ さとし):江戸川区議

略歴

  • 1964 年8月1日 江戸川区生まれ
  • 175cm65kg・辰年・獅子座
  • 区立葛西小、駒場東邦中・高
  • 東京都立大学(法学部) 卒
  • 会社員として勤務の後、衆議院議員公設秘書
  • 平成17年都議会議員選挙 初当選(現職5期)
  • 自由民主党:江戸川総支部幹事長
  • 都議会自民党:幹事長・政務調査会長・総務会長・相談役・政策推進総本部 本部長 等歴任
  • 東京都議会:東京都税制調査会 副会長・東京都水防協議会 委員 他歴任

政策・理念

  • 都議会自民党の掲げる 2050 年までの将来ビジョン
    都民所得倍増計画:東京が日本の首都として国全体の経済成長をけん引し、社会全体の付加価値を倍増
    富の増加が都民一人ひとりの所得へと還元され、社会や生活がもっと豊かになる将来
  • 7 Up! TOKYO プロジェクト:将来ビジョン実現のための選挙公約
    ①手取りを増やす、所得を上げる
    ②防災、マンション修繕を進める
    ③世界一の治安都市東京をつくる
    ④奨学金と研究資金を増やす
    ⑤東京の魅力・快適性を高める
    ⑥健康寿命を引き上げる
    ⑦待たない都庁・都政の効率アップ

東京都議会自民党裏金問題との関係

  • 138万円の不記載があった
  • それを受けて東京都議会議長を辞任

ステルス自民議員③ 青木英太(あおき えいた):目黒区議

略歴

  • 生年月日:1990年6月15日
  • 血液型:AB型
  • 趣味:サウナ・町中華めぐり
  • 尊敬する人物:渋沢栄一
  • 好きな言葉:一期一会
  • 1997年:円融寺幼稚園 卒園
  • 2003年:東京学芸大学付属世田谷小学校 卒業
  • 2006年:東京学芸大学付属世田谷中学校 卒業
  • 2009年:国学院久我山高等学校 卒業
  • 2014年:立教大学経営学部経営学科 卒業
         民間企業を経て衆議院議員秘書を務める
  • 2019年・2023年:目黒区議会議員選挙 当選
  • 2024年:東京都議会議員補欠選挙 当選

政策・理念

  • 待機高齢者ゼロへ。
    従来の施設整備に加え、地域密着型の小規模多機能施設やグループホームの整備を進め、在宅介護支援体制の強化を図っています。
    また、ICT技術を活用した見守りシステムの導入や、介護人材の確保・育成にも力を入れ、地域全体で高齢者を支える新たな福祉モデルの構築を目指しています。
  • 地域の治安維持、安心して暮らせる街に。
  • 子供たちが自由に学べる機会の確保すべての子どもたちが、自分らしく学び、成長できる環境を整えるため、フリースクールの利用料助成を拡充し、教育の機会を広げます。
  • 避難所の環境整備首都直下地震などの大規模災害が懸念される中、避難所の環境整備は喫緊の課題です。
    小型衛星通信機器を活用した通信環境の確保や衛生環境の改善、プライバシーの保護、バリアフリー対応の強化を進めています。
    また、災害時におけるペットの同行避難への対応など多様なニーズに応じた避難所運営体制の構築を目指しています。
  • 更なるスマート行政へ行政手続きのデジタル化を推進し、都民の利便性向上と行政の効率化を目指しています。

東京都議会自民党裏金問題との関係

青木英太議員は裏金問題に関与していません。
選挙に関しても自民党から一切の協力や推薦を受けずに、当選を果たしたとされています。
裏金問題に対しては下記の様にインタビューに答えています。

《本当に許されるべきものではないと思います。みなさん慣例だったという話をされていますが、それが本当に慣例なのであれば、我々の代でしっかりとやめなければいけないことだと思いますし、政治資金パーティーのあり方だったり、資金管理の方法とかは、都民の方々に正々堂と言えるよう、きちんとプロセスを踏んでやらなきゃいけないということは、会派の一員として感じています。これは深く反省しなければならないことだと思いますね》

東京都議会自民党裏金問題のナニが問題なのか?

◆こっそりもらったお金をそのまま残していた

東京都の自民党の議員たちは、自分たちで作ったグループ「都議会自由民主党」というところで、お金を集めるパーティーを開いていました。
そこで、議員が決められた数より多くのチケットを売ったとき、その分のお金をグループには渡さず、自分のお金にしてしまっていたのです。

このお金は「裏金(うらがね)」と呼ばれ、きちんとした記録(収支報告書)には書かれていませんでした。

今、問題になっているのは、「その裏金を何に使ったのか?」ということです。

6月22日にある東京都の選挙に出る予定の議員たちは、裏金のことがばれたあと、自分が責任を持っている政治団体のお金の記録を直しました。

その記録をよく見ると、裏金と同じくらいの金額が「来年に持ちこすお金(繰越金)」として書き加えられていました。
つまり、そのお金を使わずにそのままとっておいたように見えるのです。


◆でも、お金を使ったと言っているのに記録がない

ところが、ここでおかしなことが出てきます。

中には、「そのお金は政治の活動に使いました」と言っている議員もいます。
たとえば、記者会見やホームページなどでそう説明しているのです。

もし本当に使っていたのなら、「人を雇ったお金」や「活動にかかったお金」として、報告書の使ったお金のところに書かれていないといけません。

でも、その部分はだれも直していなかったのです

「使った」と言っているのに、使ったという証拠(しょうこ)がどこにもないのが大問題なのです!

ネット上での反応

まとめ

この記事では「ステルス自民」と揶揄されている、3人の都議について調べました。

その3人のうち2人は、もともと自民党会派に所属していましたが、裏金問題にかかわった罰で、今回の選挙では自民党の公認がもらえなかった議員でした。
そのため、当選後は嬉々として自民党に復党しただけでした。

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